ステンレスで建築空間に絵を描く

1983年に竣工した四天王寺学園の講堂・和光館の天井「映し曼陀羅」は大小285枚のパネルからなる207㎡の天井曼陀羅で、マスキング化学発色法を用いた多色の900mm角のパネルを組み合わせて豊かな色彩を表現し、日新製鋼グループ会社(当時)が歪みのない平面パネルの加工に取り組みました。

世界で初めて建築の大空間に化学発色法による多色ステンレスが使用された記念すべき建物です。

作品   天井 「映し曼陀羅」、 舞台周辺 「唐草紋様」
設置場所   四天王寺学園 和光館 
アーティスト   坂上直哉
竣工年   1983年
製造工程   SUS304BA+マスキング化学発色法による多色発色
天井「 映し曼陀羅 」
天井「 映し曼陀羅 」
舞台周辺「 唐草紋様 」
舞台周辺「 唐草紋様 」