ステンレスアートで世界を豊かにする

当社は1970年代からアーティストとコラボレーションしてアート作品を制作してきました。作品には数多くの試行錯誤と匠の技が関わっている一方で、その制作を通じて新製法の開発、技術改善・品質向上、社員の士気向上に大きく寄与してきました。私たちはステンレスアートで世界を豊かにし、ステンレスの可能性を探求していきます。

坂上直哉氏(アーティスト1947-2022)

坂上氏は東京藝術大学卒業後、「建築空間にステンレスで絵を描きたい」と1972年に日新製鋼(現日本製鉄)に入社し、

当社(当時 月星アート工業)の技術を応用して様々なアート作品を創り出しました。

天井「映し曼陀羅」 四天王寺学園和光館(1983年)
天井「映し曼陀羅」 四天王寺学園和光館(1983年)
オブジェ「時の花」成田国際空港第1旅客ターミナル(2006年)
オブジェ「時の花」成田国際空港第1旅客ターミナル(2006年)
モニュメント「虹にそまって」        羽田空港西旅客ターミナル(1993年)
モニュメント「虹にそまって」        羽田空港西旅客ターミナル(1993年)


辰野しずか氏(プロダクトデザイナー)

Shizuka Tatsuno Studio Inc.         https://www.shizukatatsuno.com/


辰野氏は英国キングストン大学プロダクト&家具科などで学んだ後、2017年に(株)Shizuka Tatsuno Studioを設立。

プロダクトデザインを軸に工芸などのアプローチを取り入れ、表現性の豊かな作品を創作しています。

2019年にMaterial Design Exhibitionで霧や雨など、空や大気の自然をテーマにデザインしたステンレス製のミラーやスツールを発表、2024年にはこれらの作品をベースにモニュメントなど新たな造形作品を創りました。

スタンド型ミラー 「sky」(2019年)
スタンド型ミラー 「sky」(2019年)
スツール「Cloudy/Mist/Rain/Blue moment」(2019年)
スツール「Cloudy/Mist/Rain/Blue moment」(2019年)

モニュメント SCSK LINK SQUARE(2024年)
モニュメント SCSK LINK SQUARE(2024年)

美崎久美子氏(ストリングアーティスト)

Kumiko Misaki       https://ku-miko.jp/


美崎氏は陶芸・ジュエリーデザインの経験を活かし、枠にとらわれない自由な表現で作品制作や空間を演出するストリングアーティスト。当社は8面体モニュメントなどの素材としてステンレス意匠鋼板の端材を提供、それまで木材のみであったフレーム素材にステンレスを使用し、作品の広がりとステンレスのアップサイクル活用を実現しています。

2024年BAMBOO EXPO 22では美崎氏監修のもと、ストリングアート作品と当社製品を展示しました。

ストリングアート「 種 」  BAMBOO EXPO22(2024年)
ストリングアート「 種 」  BAMBOO EXPO22(2024年)

オーダーメイド制作

お客様のデザインを写真エッチングあるいはファイングラフィックアートにより、ステンレスに表現するオーダーメイド制作も可能です。ファイングラフィックアートは製版することなく、デジタルデータをステンレスにインク熱転写方式で原画を定着させます。

壁画 オレゴン大学 スポーツ学生センター(2010年)
壁画 オレゴン大学 スポーツ学生センター(2010年)
額絵
額絵